ペルシアンの耐久努力値配分について

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最速での運用がしたいため、S252、耐久に補正をかけれないことを前提とします。

また、攻撃技はイカサマのみ。悪Zを持たせないため攻撃に努力値を割くこともありません。

努力値の残りは256となるのですが、この256で「最も耐久指数の高い配分」とはいかがなものなのでしょうか。と、考えました。


このように耐久振りを考察するとき、必ず基準として使う計算式があるのですが、今回の場合は特性ファーコートが少し厄介です。

しかしいくつかダメージ計算を回してみたところ、ファーコートは擬似的に防御の実数値を2倍しているのとほぼ変わらないことがわかったので、とりあえずという形で

D= (B^2+XB)^(1/2)-B

に当てはめました。この計算式自体はあるプレイヤーが出したもので、自分もポケモンの育成時に使わせていただいております。

ちなみにDは特防実数値、Bは防御実数値、Xは無振りの時のHP、防御実数値の和+33です。


今回の解は98.6116780039となります。自分の場合これを切り上げて99、もしくは切り下げて98とし、好まれるHP実数値と比較しながら普段配分を決めます。

今回の場合、D実数値を99とした場合HPが159、98の場合は160になりますね。

HPが159の場合、皆さんがご存知16n-1となりますので、総合耐久力と定数ダメージ最小を満たした理想の配分を実現できます。(HP148- D108振り)

HPが160の場合、定数ダメージ最大なものの、4nとなりますので半分回復木の実(イアの実、バンジの実など)の回復率が微妙に高いこと、ガーディアン・デ・アローラを含めた定数ダメージでの木の実発動が狙えるため、その点が長所になります(HP156- D100振り)

基本的には前者でいいと思います。


ただし、これは普段振っている努力値の決め方ではあるのですが、特性ファーコートの場合に対応していません。

Xの値が先ほど無振りの時のHP、防御実数値の和+33と言いましたが、この33という数値は、256の努力値を振ることで上昇させれる実数値を表しています。

今回はペルシアンの防御に努力値を振ることを想定した計算をしていません。なぜなら無振りでもB160相当の耐久があるためで、防御に振ることは本来効率が悪いからです。

ですがもし防御に努力値を振ることを想定するとしたら、この計算式を使うことはできません。

特性ファーコートで防御が2倍になるのなら、防御に努力値を振る場合で1の実数値上昇が2の上昇となるわけですから、+33の部分に変化が生じてしまうためXの値が変わることになります。

かといって、無理やりXについての式をいじってそれが正しい解に繋がるとは思えません。これを想定した新しい計算式を作る技術も論理力も足りないので。こればっかりは自分の実力の低さを悔やんでしまいますね。


今回出た結論としては、アローラペルシアン努力値が256余るなら、

H148- D108振り、半分回復木の実を持たせるなら、H156- D100振りが最も効率がいい

という点と、

この結論は仮であり、正しいと限らないため、計算ができる人に力を貸してほしい

という点の2点です。

もし気まぐれでも力を貸してくれる人がいればツイッターになにか連絡をください。待っています。