メガライボルト+耐久構築
どのようにして組んでいったかの解説をしていきます。
ダブルレートはサンムーンの時、1シーズンあたり30戦ほどでしょうか、軽くですが触っていました。
シングルレートの高順位をキープしている時など、プレッシャーがすごくて潜れないことがあるのですが、その合間にダブルレートをやっている間に好きになってしまいました。
そしてウルトラサンムーンに変わって、WCSルールも今までの全国ダブルとほぼ変わらないとのこともあって、(シングルレートももちろん頑張るのですが、)今までの少ない経験でも生かして全力で取り組んでいきたいと考えました。
構築記事を漁っては、多くの記事がガルーラの構築。そして、そのほぼ全てにグロウパンチが採用されていたのですが、しかしその技はWCSルールではわざマシンの関係から使用できない技だとわかって、うまくガルーラの構築を使えないものか、と悩んでいました。
そしていつしかガルーラ構築を諦めていて、ほかの構築を考えるようになりました。逆に、メガガルーラがグロウパンチを持てなくなったことで強くなった構築はないのかと考えていたら、S6に結果を出していたカビゴンの構築と出会いました。
カビゴンのような耐久型のポケモンは本来メガガルーラのグロウパンチを使われると崩されるポケモンでしたが、グロウパンチがないのなら威嚇を入れるだけでけたぐりが気にならないほどのダメージにできるため、これは強いと確信しました。
を決めました。
この時は最終的にカビゴンの鈍いで相手の攻撃を受けきることがコンセプトでしたが、カプ・テテフのような高火力特殊ポケモン2匹で押されることに厳しさを感じたので、選出段階で多くの特殊ポケモンの攻撃を受け切って勝つという勝ち筋を選択できるように、ミストシードテッカグヤ
を選びました。
このミストシードというアイテムは実際にレートで使われたことがあって、その強さに驚きました。耐性の優秀さから、カプ・ブルルの草Zなどでの事故死がほぼなく、特殊ポケモンを受けれる硬さを得た上でガルーラ、ランドロスにも強いため、このテッカグヤには絶対の自信さえありました。
こういった耐久ポケモンで勝つといった勝ち方をするとき、例えばテッカグヤで勝ちたいけれど相手のヒードランが厄介だというとき、序盤〜中盤の時に確実に相手のヒードランを落とせる手段が必要なのですが、相手を逃がさないという点で必須だと思ったゴチルゼル
を投入しました。
基本選出がゴチルゼル、カプ・レヒレ+(カビゴンorテッカグヤ)だったので、あと1匹の枠で非常に重い電気タイプをどうにかしたかったこと、威嚇がどうしても欲しかったこと、メガシンカが余っていることで、メガライボルト
を入れることを決めました。
この基本選出では相手にできなかった雨パーティに強くするために、メガリザードンY
を入れたことで、この構築が完成しました。
このリザードンの枠はもともとガオガエンで、以前は雨パーティをテッカグヤのワイドガードや宿り木の種で雨エースを流してカビゴンの鈍いを通す勝ち方でしたが、ワイドガード弱体化であっさり水Zを通されるようになり負けることが多くなったのでリザードン への変更となりました。
このパーティにおいては選出率が低かったことも理由です。
型の詳細です。
メガライボルト B4 C252 S252 臆病
ボルトチェンジ バークアウト 火炎放射 守る
※努力値配分は提供個体のもの
ゴチルゼル H244 B108 D156 ウイの実 生意気
トリックルーム 癒しの波動 雨乞い 守る
カビゴン H4 A252 B252 フィラの実 生意気
恩返し 鈍い リサイクル 10万馬力
テッカグヤ H244 B36 D228 ミストシード 慎重
ヘビーボンバー アクロバット 宿り木の種 守る
カプ・レヒレ H236 B20 C252 拘り眼鏡 控えめ
メガリザードンY H236 B164 C36 D4 S68 控えめ
熱風 火炎放射 ソーラービーム 守る
※努力値配分は提供個体のもの
追記 この構築はレートで1800を達成しています。経験を積んでプレイングや選出を煮詰めればもっと上を目指せるものだと思います。ぜひ試してみてください。